11月の日々②

22年11月の日々②
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フツーの主婦の、フツーの日記です。月曜から日曜日でひとまとまりになっています。食べたものや家族のこと、根暗な内面を赤裸々にさらしたりします。他人の日常は自分にとって非日常♪なにか楽しんでいただけたら幸いです。

※文末の()の日付は書いた日です。筆者は夏休みの日記を8/31にまとめて書く人間です。
※育児などの都合で途中で終わることもままあります。リアルでいいですね(良いように言う)

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2週目お疲れさまでした。
不適切な表現がありましたらお詫び申し上げます。愚痴の多い週でした。

 

11/13日 それぞれ2

目を開けたら見えなかったりして。
朝、目を開けるのが怖かったけど大丈夫だった。

この数日飽きもせず考えて考えたのは、でもみんなそれぞれ「なにか」有るんだよね、ということだった。みんな何か抱えてるんだから、自分だけ不幸ぶっても仕方ない。

  

子どもが「ウタちゃん描いて」というので描いてみた。どんな子かはわかっていない。ワンピースに出てくる子で、歌を歌っているらしい。「新時代」という歌をリクエストされて延々流させられている。

描きながらこの子はすごく強い子なんだろうなと思った。すごく苦しい思いをして、でも頑張ってる子の気がした。きっと私より辛い思いをたくさんしてるのに、こんなに笑ってるんだろうな。すごいな。(知らんけど)

もし目が見えなくなっても、泣いても、笑うんだろうな。この子は。

見せたら「全然違う」と怒られた。

こんな強い子になりたい(40代・女性)

午前に、ずっとお世話になってる営業さんが来てくれた。私とは違う病気があって、別の苦労をされている人。話していて人それぞれだなあとまた思った。今日は「自分だけじゃないぞ」というメッセージですか神様。

そういえば新卒で入った会社では取引先の人が20代でガンで亡くなったなとか、新婚さんのうちにパートナーを病気で亡くされた方がいたなとか、いろいろ思い出す。子どもの頃、同じ幼稚園のクラスの子が事故で亡くなったことも。

不幸比べじゃないけども、私の目がこうなったのは私にとっては目が一番乗り越えられる低いハードルだったってこと?まあそうかな。

   

もうなったものは仕方ないとか、生きてるってことは「まだ死んだらだめ」ってことなんだろうなとか、納豆食べまくって自力で視神経復活させて世界的ニュースになってやるぞとか、見えなくても楽しめそうだから音楽始めようかなあでも音楽センスないんだよねとか、家族じゃなくて私で良かったとか。死を意識しないといけない病気じゃないしとか、何百回と考えたことをまた考えている。

後ろ向きで号泣する割には前に進もうとするタイプなので、何がしたいのか自分でもよくわからない。無茶苦茶だと思う。人間てそんなものかな。

とはいえまだ生きるしかないよなあ。

うみで ひろう もの

  午後からは昨日砂浜で拾った貝殻の整理をした。

うすくて もろい

午後から「独演会のチケットどうですか」とお声がけをいただいた。やったー!推しの神様がまだ私に手を差し伸べてくれている!とカレンダーに飛びついたら夫が仕事の日だった。しかも通常じゃないシフトだから休めない。

ツンデレじゃなくてデレツンか?!期待持たせといて神様ひどいや( ;∀;)と呪ってみる。行けない辛さは今年イヤってほど身にしみたので、来年からは簡単に諦めずに頑張っていこうと思う。

その方も事情があって行けるかわからなくなった、ということだった。そうだよね、みんな色々あるよね。今日は色んな人になぐさめてもらってる気がする。ただし推しの神様、おめーは別だ。(といったらチケット当たらなくなりそうなので、ソンナコトナイデスヨーとフォローする。スティック読みで)

    

気圧なのか気温なのかストレスなのか、ともかく不調だった目が今日は落ち着いている。見えなくなるのは嫌だなあ。いや頑張るか。頑張りたくないなあ。怖いよ。(11/15)

   

11/12土 それぞれ

神様はその人が乗り越えられる試練を与えるという。
だけどそうなのかな。私のような本を読むのが好き、絵や文をかくのが好き。そんな目に頼った趣味しかない人間の目を悪くするなんて、それじゃあんまりじゃないか?

じゃあ他の器官だったら良かったんだろうか。見えにくくて恐怖で心臓がバクバクいってるけど、他の器官だったら受け入れられたんだろうか。

無理かなあ。

そもそもへなちょこメンタルしか持ち合わせていない人間に、試練とかいわれても無理ゲーすぎるんですけど。

夫の実家に泊まりで帰る、という(楽しいかどうかは別として)イベントの日に神様への苦情をつらつらと考えている。2日ほど前から調子の悪い右目が、TPOをわきまえず今日も不調を訴えている。考えすぎて気持ちが悪くなって、普段通りしているつもりが「顔色が悪い」と心配される始末。

ずっと心の中でハレルヤを唱えていた。

強くもなく弱くもなく まんまゆけ

宮本浩次 ハレルヤ

口ずさむでも歌うでもなく。唱えていた。

パセリ とは(検索)

義母から「うちではパセリ食べないから、貰い物のパセリ、持って帰って」といわれて承諾したけど、パセリってなんなのだろう。神様よくわかりません。人生はわからないことばっかりだ。(11/15)

  

11/11金 水族館

右目が痛い。眼圧が上がっている気がする。よく見えない。見えないといっても先生からしたら「そういうもの」なのだ。いつもより見えづらい、そんな日もある。そうなんだけど、こっちはそういうわけにはいかない。天気なのか体調なのか、初めてじゃないけどいつも恐怖を感じてしまう。びびりなので次の瞬間には失明するんじゃないか?朝起きて目を開けるのが怖い。なんて考えすぎなんだけど。

人間、本当に怖い時は誰にも言えずに普通の顔をしてしまう。自殺した人が「いつも通りだったのに」と言われがちなことをふと思った。

この日は用事も兼ねて夫の実家に泊まりで帰ることにしていた。私は怖くて過呼吸になりそうなくせに普通にしていた。

 

用事を済ませて水族館に行く。子どもが生まれる前に夫の家族達と来たことはあった。でもその時は子ども嫌いの義理の姉夫婦(なんで産んだ?と周りからもよく言われてた人たち)の子どもの世話を押し付けられて、見て回る余裕がなかった。(姉夫婦は子どもを放って行ってしまった)

うわー夫の地元に帰ろうとすると嫌な思い出ばっか浮かぶー!!とぎりぎりするけど、8年ぶりに来た水族館は全く覚えて無くて、一部リニューアルもされていて新鮮で気持ちが良かった。嫌な思い出は払拭できた。

私も飼われたい

  

数年ぶりに夫の実家へ。私にとっては不妊治療中散々いじめられた場所なので気乗りはしないけど、コロナでずっと帰っていなかったので子どもを連れて行く。

ここの嫌な思い出は、嫌な思い出で上書きされるばかり。申し訳ないけど一向に好きになれない。(「介護して」なんてお願いしても一蹴してやると決意している。多分無理だけど)

昨日描いたウタちゃんも持ってきて見せる娘。最近は「絵を描く仕事してる人くらい上手?」という聞き方をしてくる。質問の仕方にも成長を感じる。

私はというと「幼稚園でウタの絵を描いたよ」と言われて「へーどんな歌?「ウサギとカメ」とか?」と聞き返し、6歳の子に微妙な顔をされる程度には世間に乗り遅れている。(11/14)

11/10木 逃げな(た)い

生きていると、大人になるとやりたくないことが増える。大人だけならまだしも、子どもが出来ると面倒事はあっという間に増える。

私は自己肯定感が低くて怖がりなので、いい歳した大人なのに「大人に怒られるのは怖い、嫌(別に怒られないことであっても)」と全てを避けたがった。要するに逃げグセが人一倍強い大人になってしまった。

 

でもそういう面倒なことから逃げちゃだめなんだと最近(昨日)初めて気づいた。

私は世間の人が当たり前に出来ていることが出来ない人間だ。「えwできないの?こわいってなにwww」と笑われるのがわかっているので、余計に人と関わらないように隠れて生きてきた。

もし、かわりに突出した才能があれば「あの人は天才だから」と言ってもらえたのだけど、才能なんてなにもないので、ただただ情けない人間として40数年生きている。のび太ですらドラえもんがいるのに、私にはいないなんて不幸だとも思っていた。

昔は無能さが辛くて死にたかったけど、最近は「何もできない割には頑張って生きててえらい」と自分でなぐさめられるようになった。年の功ってこういうこと?

そんなわけで面倒事も逃げずに勇気を出してちゃんと済ませた。

いったいどんな恐ろしい面倒だと思われるでしょう。年末調整の書類準備とか、役所で印鑑証明を取るとか、まあそういう雑事です。ほらーそういう目で見る!(被害妄想)

夜ご飯は夫がいないので、残り物のひじきや鮭の塩焼きで簡単に済ませた。お味噌汁はちゃんと作ったのに昨日と同じ具だったらしく「同じのは嫌」と拒否されてしまった…『昨日何食べた?』なんて、覚えていない。余っていた餃子の皮にピザ用チーズをのせてグリルでパリッと焼いたのは◯より上の♡をもらえた。

なんだか右目が痛い気がする…向き合いたくない。(11/14)

11/9水 未来を行く目

私の右目は見えにくい。

視野障害のレベル的には初期の段階なのに見えにくい自覚があるのは、中央が欠けているからだ。端っこならまだ自覚しにくくて良かったのに、中央が見えにくいと意識の有る間(つまり起きて目を開けている間)気持ち悪くて仕方ない。

70代では7人に1人がこうなるらしい。ということは私の目はすでに30年後の未来に行ってるってこと?(なぜか30年分先に老化してるとは考えない、めでたい性格…)

 

娘の体調が悪くて休みにした。子どもと過ごして四苦八苦してきた6年はちゃんと蓄積されていて、私の「ここで行かせたら絶対やばい」センサーが作動したから。

お昼ごはんは、夏に新しく出来た近所のパン屋さんで買おうと思いたつ。村中みんなで「なんでこんなとこに???」と疑問には思いつつも、人気店が移転してきたのでとても嬉しい。

人気で、かつ少量しか作らないのでお昼前には早々になくなってしまう。正午に行ったら案の定棚はすっからかん。申し訳無さそうに佇んでいるスコーンと、焼き上がったばかりの塩パンを買ってお昼ごはんの足しにする。

塩パンは皮はパリッと中はつるんとして、舌触りはあっさりしたミルクティーみたいな滑らかさ。飲める…飲めるぞ!とムスカになってもぐもぐする。

抹茶とホワイトチョコのスコーンは見た目からして容赦なく固そう。角がきちっとした絹ごし豆腐みたいな礼儀正しい四角さなのに、触ると柔らかさなんて一切ないカリカリ。スコーンは固くあってほしい私は、見た目だけで興奮する。

なんでこんなに美味しいお店が、街中にあった人気店が、ど田舎に移って来たんだろう。人それぞれ理由があるんだろうな。

 

子どもは体調を持ち直して、ミスドのクリスマスセットを何にするか母娘で元気に揉めた。

娘の勝ち(グラスセット)

(11/14)

 

11/8火 皆既月食

鉄板になったのかとおもうくらいガチガチに硬かった背中のこわばりが、すこし和らいでいる。無理してたからぎっくり腰になったんだと、振り返ると納得の状況なのに、最中はいつも「だらしない。モット頑張れ」と鞭打ってしまうのはなぜだろう。

そして家族の1人が笑ってないだけで、他のみんなも笑えなくなるのはなぜだろう。

娘へのお茶の飲ませ方で揉めてしまい、娘を泣かせてしまった。飲ませ方が問題じゃなくて夫婦揃って疲れて余裕がなかったのが問題だってわかってるけど、どうしようもない。
お味噌汁は千切りの大根と人参で紅白だったのに。なんにもおめでたくない。

けんかしたらその日中に仲直りまで見せるのが親の義務だと思っているので、仲直りして子どもにも謝って、みんなで数百年ぶりの皆既月食を見た。「全部隠れてるのが見たかった」とつまらなさそうだった。その時間ケンカしてたからね、申し訳ない。

技術の限界

次は数百年後。また3人で見たいと思っていたら夫が「また3人で見たいね」と言って私は泣いた。その時はちゃんと隠れるのを見よう。(11/14)

 

11/7月 原因はない(ことにする)

つみきは人から「悩みなんてなんにもなくて幸せそう〜うらやましい」と言われる。確かにこのぼてっと締まりのない体型と、ぼんやりと間延びした知性を感じられない顔、隣の人にすら全く通らない声は自分でも間抜けだなあと思う。

そう、この猫のように。(面白いんですよ、この作者の方のはどれも)

しかして反面、内心は不安と劣等感と悩みのオンパレードである。「あのね、つみきちゃん。人はそんなに考えて生きてないんだ(それは夫だけでは?)から、つみきちゃんももっと気楽に生きていいんだよ」と夫によく言われる。いい人だ。私のことを「たいそう面倒な人」との認識の上でそう言ってくれる。

 

ぎっくり腰になった。
それもささいな、レンジで温め直したカフェラテを取り出そうとした時に。

理由を考えてしまう。

元々腰痛持ちなので、ひどくならないように日々ケアをしている。なのになった。ケアのやり方が間違ってたのか?足りなかったのか?やりすぎていたのか?

疲れているのを自覚してたのに休まなかったから?夫に優しくしなかったから?えとせとら。

考えるのは「私が悪いんだ。自分が悪いからぎっくり腰になったんだ」ということばかり。そして仕事や育児が滞ることにまた自分を責める。原因自分論一直線。

うつうつ、うつうつ。

「ぎっくり腰なんてなる時はなるよ。原因とかないよ」と夫。

そんなわけないと反論しそうになるけど、最近は少し立ち止まるようになった。

そうかもしれない。腰痛は二足歩行の宿命だし。考えてもなったことは仕方ないし、責めてる時間をもっと他に使ったほうが時間も心も有効じゃない?

考え方の軌道修正をしようと試みる程度には成長してる、と思う。ただ原因は考えて次回の参考にしなくては(真面目か)

だから今回のぎっくり腰に原因は、ない。

夫作ブースター

お弁当のリクエストで夫が作ったブースターおにぎり。

ちゃんと「お父さんが作った」と言えたようで…連絡帳にも「お父さんの作ったポケモンで盛り上がりました!」とあった。情報がきちんと伝わっているようでなにより。「お母さんが作った」とうっかり言ってもいいんだよと娘に言いそうになる母。

(11/9)

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