22年10月の日々③

22年10月の日々③ 1017-1023
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フツーの主婦の、フツーの日記です。月曜から日曜日でひとまとまりになっています。食べたものや家族のこと、根暗な内面をさらしてたりします。他人の日常は自分にとって非日常♪

※文末の()の日付は書いた日です。筆者は夏休みの日記を8/31にまとめて書く人間です。
※育児などの都合で途中で終わることもままあります。リアルでいいですね(良いように言う)

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10/23日 独演会初日

昔働いていた場所の近くで今年も独演会が始まる。今年は独演会に行かない。

絶対に行くぞと思って夫にも「いざとなったら有給とってくれ!!」とお願いしていたのだけど、蓋を開けてみれば日帰りで行ける距離での開催はなかった。ので見送ることにした。都会の会場はすぐにチケットが完売して、迷う余地も殆ど無かったけれど、じゃあそれでさっぱり諦められたか?というと未だに「行きたいなー」と思っている。そりゃあ行きたいさ。

でも流れに逆らってでも頑張ったほうがいい時もあれば、「縁がなかった」と流される方がいい時も…そう思うことが必要な時もあると思っている。だから今回はこれで良かったのだ。

だって今日は子ども会のハロウィンで、明日は七五三のお参りだし。独演会を選ばなかった代わりに他のものを得ているじゃないか。

「霜降」にしてはぬるい空気の中で始まったハロウィン。年々子どもが減っていて、今年は特に少なかった。新聞記事だと遠い人口減少がとても身近に感じる。それでも仮装したりお菓子をたくさんもらえて子どもたちは楽しそうで、来年もその次も参加人数は減るだろうけれど、続いたらいいなあと思う。大人、やる気だすね。

夫作ハロウィンおにぎり

夜は高野豆腐の煮物と、れんこんと大豆のきんぴらを作った。それからお昼のチルドの餃子の残りを入れた、キャベツと大根の白色野菜のスープ。今日は肌にまとわりつくぬるい空気が変な感じだった。寒いよりずっといいけど。(10/25)

10/22土 へとへとの日

子どもの、月に2回ほどある定期通院の日。今日はインフルエンザの予防接種もする。自分ひとりでイスに座って腕を出して注射をしてもらう。もう私はおろか看護婦さんのフォローもいらない。

小さい頃はあんなに泣いてたのになあ…次回は私も一緒に予防接種をしてもらうけど、内心私のほうが怯えている。

子ども会のハロウィンの用意と、七五三の用意と…子どもの遊びたい要望と…なんか全部に丁寧にあろうとしてヘトヘトになってしまった。その日にその日のことをメモるようにしているのに、寝かしつけたあと何も思い出せなかった。

ただお昼に食べた、ハッピーセットのおまけのリカちゃんの髪が外に出ると色が変わって、それが見たくて2人で夕日を追いかけてお散歩した。その空だけは覚えている。(10/25)

10/21金 ヒューマンのエラー

気温の低下とともに、朝子どもが布団から出てこなくなってきた。子どものほうが早起きで親を起こすなんて都市伝説だよねえ…頼む起きて。

幼稚園の通園バスが来なかった。まさか事故った?と不安になって電話すると「…休みって、来週…でしたよね…(^^;)」という担任の先生。どうやら来週のお休みを勘違いされてしまったらしい。いつも早くに着いて待っているのだけど、今日に限ってバスも私達以上にかなり早かったため、スルーされた様子。なんてこった!

ヒューマンエラーだ、仕方ない。慌てて園まで車で送っていく。道すがら「こういうこともある、事故じゃなくてよかった、うんぬん」と自分に言い聞かせた。出社のある仕事だったらアウトだけど在宅で都合もつくしね…と。着くと担任の先生が出迎えてくれた。笑顔で「大丈夫ですよ」と言えた。エラい。

帰り道、私も普段は我慢しているおやつを買った。ヒューマンエラーだもん、仕方ない。

これでスッキリ解決のハズが、昔の会社で軽んじられていいように使われていたことなんかを思い出してしまい、ちょっと沈んでしまった。ただの先生のミスなのに、自分の過去まで引っ張り出して凹むなんてナンセンス。きっと気圧が乱れていたからだ。

気を取り直したというのに、お迎えを1時間も間違えて迎えに行って、慌てて戻ってきてしまった。なんだかずっとメチャクチャだった。そういう日もあるさ。

子どもと公園に行った。読書してるお姉さん、赤ちゃんを遊ばせている家族、息子とサッカーしてるお父さん、ペットを散歩させている人、思いおもいに楽しんでいる人達。そののどかさに胸が締め付けられるようだった。この世界の美しさを、戦争をしている国の独裁者とかが知ればいいのにと思った。

子どもの掘ったさつまいもで今日もミルクシチュー。掘ったおいもが美味しく調理されて、子どもはご満悦だった。(10/25)

10/20木 秋土用

朝の室温が10℃切ってる。昨日まではそんな子じゃなかったのに。

毎日何かしら暖房や防寒がアップグレードを要求されている。そして電気代はかさんでゆく。去年の光熱費を今年はもう超えてしまった。あと3ヶ月分あるのに、この冬は一体どうなってしまうんだろう?

天気はいいのになんだか疲れてしまっていて、ふとカレンダーを見たら土用だった。そうか、秋土用か。

子どもを迎えた車で大きい公園に行く。あちこち走り回って1周して、元の場所に戻ってくると不思議そうに「戻ってきたよ?夢だったのかな?」と言った。夢じゃないよ。

夜のお味噌汁は、出汁多め味噌控えめの鍋風な豆腐と白菜にした。作りながら自由時間(劇団?)のドラフトを見た。ああいう大真面目にボケるのが大好きで、私も昔からそんな感じで生きてるのだけど、なかなか突っ込んでもらえない。人に言わせると私はボケるような外見じゃないらしい。私は常にボケたいしウケたいし突っ込まれたいのに。不服。やはり一家に1人つっちーが必要。(10/21)

ふふく

10/19水 そそのかす晴れ

朝の室温が15℃を切っている。

せっせと灯油ファンヒーターの準備をする。エアコンでは、雪国の寒さにはとてもじゃないけど太刀打ちできない。やっぱり火が最強なのだ。本体の整備は夫にまかせ、私は後ろの壁を掃除する。

今までろくに掃除してこなかった場所、そして多分、もうこの次は掃除をせずに、来年別れを告げる場所。そう思うと拭く手にも力が入る。かっこつけてないでまめに掃除しろよ。

太陽が眩しいくらいに光っていて、「今のうちに冬支度をしておくといいぞ」と言われているようで、予定にあったけどする気のなかった暖房器具の準備をした。日差しって人のやる気をそそのかすなあ。眩しいだけで風は冷たくて寒いし、冬にはろくに姿を見せないくせに。うっかり光に希望を感じちゃうよ。

七五三の買い物のあと夫婦でスタバへ。ずっといつ食べようか迷っていた、パンプキンバスクチーズケーキを満を持して注文…のはずが売り切れ。お茶の時間の前に、すでに今日の分が売り切れちゃたそうな…代わりにラス1だったスイートポテトシフォンケーキと縁があった。

しかしちょっと小綺麗な格好をしてスタバでお茶、なんてことをするとものすごく疲弊する。疲れたなんて可愛い言い方じゃなくて、疲弊。慣れてきたつもりでもまだ緊張している。容姿を親によくいじられたのもあって、自分でも苦手だから滑稽に感じるんだろうな。(10/21)

10/18火 晴れにみせかけて曇り

人が来なかった。いくらお客さまだとしてもそれはあんまりじゃ…ともやもやするも、お仕事なので黙して語らず。しかしもやもやするわけで。

それでもお昼ご飯を作って食べたらしゃーないな…と落ち着いた。作ったのは中華麺が残っていたのでソース焼きそば、それに玉子焼き。あんまりもやもやしていたせいで玉子焼きに味をつけるのを忘れていたけど、それでも卵の味がしてちゃんと美味しかった。お腹が膨れると人は優しくなれる。

子どもを迎えに行った帰りにスーパーへ寄る。夕方のお菓子売り場はとても混む。そしていくつものドラマが生まれている。

今日は年少かそれより小さいくらいの女の子が、お菓子を選んだと思ったらもう1つ欲しくなったようで、両手にお菓子を持って「ふたつともー」と主張し、その母親は「1つだけ」という。「ふたつともー」「ふたつともー」「ふたつともー」とエンドレスな歌が諦めるという言葉を知らない幼子によって展開されていた。そして母親は微動だにせず遠くを見つめていた。

この光景…めっちゃ既視感…お母さん頑張って…!!と手に汗を握らずにはいられなかった。私も今、まさにねだられているという状況で。

夜ご飯は鶏むねとキャベツでホイコウロウ風に。普段はキャベツが苦手な娘が喜んで食べていた。「この野菜は何でしょうか?」と、ご機嫌で質問をするので「キャベツ」と答えたら「え」と固まってしまった。どうやら甘くて柔らかいので、自分の好きな白菜だと思っていたらしい。騙したわけじゃないんだ。(10/21)

10/17月 びよういんの罠

むかし、手帳に書いた予定が「びよういん」と2箇所走り書きがしてあった。どちらかが「美容院」、どちらかが「病院」だったので「今日はどっちだ?」と書いた自分に文句をつけたことがある。

月日は流れて今日は「美容院」だった。ホットペッパーで予約すれば電話はしなくていいし、メールで教えてくれるし便利な世の中だ。だから私は気になっていた美容院をネットでささっと予約して楽しみにしていた。

そして予約時間直前…先にすませたいことがあったので車で前を通りかかったところ、当然開いている時間なのに開いていない。「???」メールは来ているのに?と何とはなしに添付されていた地図を開くと、なんと違う場所ではないか!?「ふぁー!?!?!?www」

行きたい美容院の名前は知らなかったので、地域で検索して「この町名…これっぽいな」だけで予約してしまっていたのだ…そしてその町には美容院が複数あったのだ…うそだろ…。

お陰で時間ギリギリに、よくわからないまま初めての美容院に駆け込むことになった。

1つ良かったことは月曜日だったこと。大抵の美容院はお休みが多い。だから私も「予約した美容院が開いていないぞ?」気づけたわけで…これが普通の営業日だったら私は堂々と「予約したつみきです☆」と入っていたかもしれなくて…考えるだけで恐ろしい。

他にも私の美容院の失敗はある。なんでいつも美容院で武勇伝を作ってしまうのか。

「びよういん」の罠にはまらなくなるのはいつだろう…。

 

今日の子どものお弁当は「ハロウィン」だった。私ではなく夫が作ったおにぎり。

文具のはさみで切ったらしい

今年に入ってから、おにぎりは夫が担当してくれている。最初はふつーのおにぎりだったのに時間の有る時は凝りだして、とうとうイベントに合わせたおにぎりにまで成長してきた。人間とはかくも成長する生き物なのだな…としみじみ思う。

その妻は鶏むねを茹でたら、下味をつけようとすり込んだ塩が多くてしょっぱくなっていた。週に1回は絶対作っているのに全く成長しない。人間とはかくも同じ過ちを繰り返す生き物なのだった…成長したい。(10/18)

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