22年10月の日々④

22年10月の日々④
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ご訪問ありがとうございます。
フツーの主婦の、フツーの日記です。月曜から日曜日でひとまとまりになっています。食べたものや家族のこと、根暗な内面を赤裸々にさらしたりします。他人の日常は自分にとって非日常♪なにか楽しんでいただけたら幸いです。

※文末の()の日付は書いた日です。筆者は夏休みの日記を8/31にまとめて書く人間です。
※育児などの都合で途中で終わることもままあります。リアルでいいですね(良いように言う)

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10月お疲れさまでした。

10/31月 春に擬態する

あったかいなあ、気持ちいいなあ。もうちょっと寒くても良いのに。などと調子に乗ってしまう心地よさ。

真に受けて寒くなってはだめですよ。

お昼は夫のおすすめ、マルタイの棒ラーメン。

そして夜は焼きそばを作ってしまった。作る前も作っている最中すらも気づかず、食べている時に夫のツッコミもなく(夫は麺が大好きなので気にしない)、ごちそうさまをしても気づかず、寝る前に「あ!」っとなった。

そろそろ寝なきゃという時間に娘が「レシラムを描く」と譲らず。色々あって描き上げ、至極ご満悦で眠った。

親って大変

自分の好きなポケモンだけの、ポケモン図鑑を作ろうと頑張っているのだ。母は見本を描かされる白目をむく日々。(11/1)

10/30日 桃源郷を見た

家族全員がお休みの土曜日。家で療養!というほどの状態でもなく、かといって外で元気に遊べるわけでもない。こういう時が一番お出かけに困るなあと考えていたら「昆虫館」という候補が浮かんだ。

娘「行きたい!」
夫「体力的にちょうどいいね」

と賛同を得たので昆虫館へ。

図鑑でしか見たことのない昆虫もたくさんいて家族で大はしゃぎしてしまった。

  

私が一番びっくりしたのは蝶の展示。吹き抜けの高い天井はガラス張りで日差しがさしていて、くねくねと曲がりくねったアスファルトの道路のような、緩やかなスロープが2階まで続いている。

室内は25℃前後で気持ちいい湿度に保たれていて、南国でみかける植物が沢山植わっていて、人工の滝まである。咲き乱れている花々でどこにいても濃厚な甘い香りがした。

人工的な感じは排除されて、外でゆっくりと山道を登りながら観察している気分になる。日本の、冬の入り口の建物の中だなんて思えない。

蝶にいい環境なんだろうけど、HSPで虚弱体質の私にとっても快適で文句のつけようがない。

  

その空間に1000頭が放たれている。(ちなみに蝶の単位は「頭」で「匹」でも可だそう。鳥の羽ではないので「羽」ではない)

1000!?あそこにもここにも、視界には蝶しかいない。

そしてさらに驚いたのが、卵は回収され飼育室で育てられ、孵ると展示室に戻されるという。なんと展示室には幼虫が食べられる植物は置いていないのだ。だから純粋に蝶しかいない。

卵も幼虫も蛹もなく、さらに蝶以外の虫もいない。

蝶しかいない。

  

「ごめんなさいね」と優雅に微笑むマダムのように目の前をふわふわと横切っていく姿(オスだったらごめん)、花の蜜をのんびりと吸う姿、せわしなく交尾している2頭もいる。

どの蝶も敵のいない温室育ちだから?なんだか危機感を感じない。

ガラパゴス諸島に行ったことはないけどこんな感じなのかもしれない。人間のことをなんとも思っていない生き物だけの空間。そしてここは蝶だけ。本当に現実なのかと立ち尽くす。

五感全部が「これは夢だよ」と囁いてくるよう。

さくさく行ってしまう娘を追いかけながら夫が「ゆっくりいたらいいよ」と言ってくれたので、しばし呆然としていた。

現実じゃないみたい。

「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」という言葉を思い出した。

目が覚めて「ああ夢だったのか」となってもなんの不思議もない光景。

夢か南国か

ごく近所に6年近くも住んでいたのに全然知らなかった。知ってたら毎日通ったな。住んでいた頃は不妊治療で昆虫館なんて目もくれなかった。

子どもと行く建物は全て嫌悪の対象だった。離れてから自分の子どもを連れて戻ってくるなんて、人生はつくづく不思議だ。(11/1)

10/29土 子どものワクチン

夫が午後から仕事なので、午前中は子どもを見てもらって1人で買い物へ。ああ〜なんか解放感!!今ならなんでも出来るぞ!!出来ませんね、早く買い物すませて帰らないと。

お昼は3人で食べる。豚こまを多めに入れて茹でておいた野菜をあれこれ入れて豚汁にした。寒くなってくると台所に長時間立つのは辛い。簡単に作れて(ちゃんと作るなら豚汁だって手間はかかる)体を温めてくれて、お肉も野菜も摂れるんだから毎食豚汁でいいやん!という豚汁過激派になってしまう。

  

夫は仕事、私と子どもはコロナワクチンで慌ただしく家を出た。流れ作業で打つだけなのに、いつもの小児科気分(いつも長時間かかる)でぬいぐるみやお菓子まで用意して、自分のリュックに詰めて背負っている娘。いや…いらないなあ…それどうせ母が持つんでしょ?

案の定会場に着いたら持つのは私の役目で、やたら荷物の多い親子になってしまった。

子どもは小さい頃から点滴や注射に慣れっこなので、看護婦さんたちが複数で押さえようとしているのに構わずあっさり打ってもらっていた。

かかりつけ以外の病院でワクチンを打つ時はいつも「すごいね!」と言われて少し得意げ。母はそんな風に慣れてしまえるだけ点滴を打たせてきたのだよなと、少し複雑な気分になる。

  

夜は子どもと2人なのでどうしようかなと思っていたら「ピザ作りたい」というリクエストで、食パンでピザを作った。要するにピザソースを塗って、具をのせて焼くだけのピザトーストなのだけど、園で一度作ってから子どもの得意料理になった。

ピザソースでお絵描きし、ピザ用チーズをのせてる端から子どもが食べていくのでちっとも進まない。女子2人できゃいきゃいしながら作って食べた。(11/1)

10/28金 病院

このくらいで病院?という時に行っておかないと、ズルズルとひどくなるのは経験で嫌というほど学んだので休んで病院へ。

発作の出る前にお薬を追加してもらえたので一安心。早め早めに手を打てるようになってる。母も成長してるぞ。

熱も発作も出てるわけじゃないから、微妙に元気な本人のリクエストでハンバーガーを食べに行く。

どやっ

つみきは20円でとても偉そうにする人間である。器が知れる。

帰りの夕方の空が美しく、しかし何がどう心に響いたのかがうまく言えなかった。ただただ綺麗だと思った。言葉は自由にしてくれるけど不自由な時もある。でも言葉なんてなくていい時だったのかな。(11/1)

10/27木 脱皮の時

子どもの調子が良くない。9月も1ヶ月かかったのに、またか…と正直がっくりしている。でも心身の成長を見るに、揺らいでる時期かなとも思う。

小学校前にぐっと成長する時期で、それで体調も崩しやすいのかな、と。

急な例えで申し訳ないけれど、ドラゴンボールという漫画には「サイヤ人は死にかけるとすごく強くなって復活する」という設定がある。

強く飛ぶときにはいつもより強く踏み込まなきゃいけない、みたいな感じかなあって。

子どものことはまだ6年しか見ていないけれど、その6年の間にちょっとした風邪の時と、すごく長引いたり・症状がひどい時があった。後者の時は治ると体に溜まった毒や疲れを全部出して、まるで脱皮して新しくなったような印象を受ける。

成長過程でガツンと沈むのかな?そして年長の2学期の今が、子どもにとってその時期かもしれないと思っている。これが思春期になると体ではなく、精神の方が深くガツンとくるのかもしれない。受け止めきれるかなあ(気が早い)

そんなわけで2学期は子どもの体調管理に専念しようと覚悟を決めた。

手をかけて育てられている花

お昼はきのこの炊き込みご飯の素をおつゆに使って、温かいおそばにした。自分じゃ買わないきのこも種類がたくさん入っていて豪華。レンチンで作ったゆで卵と、火を通して置いた青菜も添えたらなかなかいいビタミンカラーのおそばになった。

看病は体力勝負。負けないように。(11/1)

10/26水 ワクチン

山間に住んでいるのでぐるりが山に囲まれている。いい天気で、稜線が切り取って白い紙に貼り付けたかと思うくらいくっきりとしていたので、なんだか箱庭の中にいるようだった。

 

この日記を書く前に別で1日の日記をつけている。ここでも結構あれこれ書いてるけど、それ以外に人前には書けないようなことも書いている。

この日の私の行動はあんまり書きたくないなあという感じ。

私はHSPで内向的で、ストレスで過食に向かう傾向がある。ずいぶん減ったけどこの日は明らかな過食だった。「楽しく食べ過ぎた」というプラスな過食にしようとしているけど、まあ過食の引き金がストレスだもんね、なかなかいいようにはいかない。

だいたい「食べすぎ」は過食じゃない、そこを通り過ぎてからが「過食」なので楽しくもない。そして胃腸は荒れる。

今日はコロナワクチン4回目。病院に入って受付した直後に行列ができてびっくりした。早めに行けてよかった。

 

月曜日の夜中からの子どもの風邪の引きかけがよくならない。なんとか食い止めたいけど…このまま悪化すれば、発作だ点滴だと大変なことになる。時間的体力的にも大変だった9月の、1ヶ月間の苦労が蘇る。

「いつから来れます?運動会の練習が…」なんて先生からせっつかれたことを思い出してげんなりする。発表会の練習量は運動会の比じゃない、なんとか元気にさせないと。

そうだ、これが一番のストレスになるんだった。行事を満足にさせてあげたいという思い、具合が悪い子を看る辛さ、隣の市への通院の大変さ。

過食の前に気づきたかったな。辛そうな子どもの様子が私の一番のストレスになるって、なんで忘れちゃうんだろう?

 

夜は鮭に粉を振って、油とバター風マーガリンでカリッと焼いた。白ネギもぶつ切りにして一緒に焼く。鮭を取り出したフライパンで砂糖醤油を白ネギと一緒にジュッとさせて、上からかけて食べた。白ネギの中がとろりとしておいしい…少しでも良くなりますように。

 

10/25火 幻のような通り雨

とうとう10℃がデフォルトになりつつある。困るんだよと心中で苦情を入れつつ、貼るカイロを下着のお腹にセットした。

あんまり寒いのでお昼は温かいうどんにする。下茹でしてある野菜を冷蔵庫から引っ張り出してあれもこれもと入れちゃう。ふつーのお出汁のかけうどんにキャベツって合う?と一瞬頭をよぎるけど、出汁に合わない野菜なんかない。ということにする。野菜をしっかり摂れるのが在宅のいいところだよね〜。

仕事で外出中の夫が遅くなるというので独りでもぐもぐ。なんだか味気なくてテレビの音量をあげた。

 

取り寄せをお願いしていた、子どもの靴が届いたと連絡があった。試着できないまま注文したので、店員さんが念の為にと試し履きをさせてくれた。

思いっきりギャルな方で、入念に手入れされた眉毛とネイルにうっとり見入ってしまった。とても綺麗、いいなあ、努力してるんだなあ。私も努力していこう。

 

独演会2daysなので、私のツイッターはお祭り騒ぎである。うらやましいよりも私もお祭りに参加しているようで楽しい。いつかは初日と東京の国立で見てみたい。(10/26)

 

10/24月 七五三

全てはこの日のための努力だったんだと理解できたような日だった。

じゃあ次はなにが「この日」になるんだろう?卒園?入学?

夫「ミヤジのライブ」

…それもいいけど、そういうことじゃないんだよね…。

 

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